楽しい家づくりブログ

18 4月 2024

女性建築家のティータイムコラム|時短を考慮した設計やアイデア

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3月のティータイムコラムでも、時短の大切さや家を建てる際の工夫をお話ししました。
今回はもう一歩踏み込んで、キッチンや洗濯室など時短につながる設計のアイデアについてご紹介したいと思います。

 

●キッチンを中心とした理想的な配置は?
キッチンを中心に、リビングやダイニングをその近くに配置すれば、家族とのコミュニケーションがとりやすくなります。料理中も、親子や夫婦で会話を楽しんだり、お子さまの様子を見ながら作業ができ、時間を有効活用できます。
つまり、料理をしながら別のことも同時にできるわけです。
また、調理時間をなるべく短縮するために、調理道具や食材の収納スペースを工夫します。すると、調理や片付けの時間がスムーズになり、空いた時間を自由に使えますね。

 

●効率的に洗濯をするには?
洗濯室は、バスルームや寝室近くに配置するのがおすすめです。洗濯物の片付けが楽になりますよ。洗濯機や乾燥機などを最新のものにすると、より効率的に洗濯ができます。(しわになりにくい乾燥機を使えば、洗濯物を干す手間も省けます!)

●収納スペースを最適化しましょう
各部屋に、効果的な収納スペースを作りましょう。
具体的には、お子さまのおもちゃや書類など、日常的に使う物を効果的に、効率よく整理できるスペースがあれば、片付けにかかる時間を短縮できます。
お子さまにとっても、片付けやすい収納があれば、整理整頓の習慣がつきやすいですよ。

●マルチパーパスルームを活用しませんか
マルチパーパスルームとは、「特定の用途に限定されない部屋」のこと。つまり多目的室ですね。
こうしたスペースは、ホームオフィスや趣味の部屋として使えます。家事・仕事・趣味などを柔軟に暮らしに取り入れ、ゆとりのある時間を過ごせます。

時短を意識すると余暇の時間が増え、自分だけの時間「Me time」や、ご家族と過ごす時間がより充実します。忙しい毎日だからこそ、こうした時短を意識して効率よく自分の時間を生み出してみませんか。

21 3月 2024

女性建築家のティータイムコラム|時短の先にある「ほっとひといき」を大切に

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時間を短縮するという意味の「時短」というワードは、近年家庭や生活において重要視されていると感じます。
私個人としては、「時短」は、「しなきゃいけないことがたくさんあって忙しい」と感じるのですが、その先には「ほっとひといき」自分時間や、家族の笑顔のある風景が浮かびます。

そもそも、なぜ「時短」が注目されているのでしょうか?

まず感じるのは、女性の社会進出が進み、仕事と家庭の両立を図るためには、家事や育児を効率化する必要性がでてきたこと。
また、性別を問わず仕事以外にも、趣味や社会活動などに取り組む方が増えたため、日常のタスクにかける時間短縮が求められています。

ではここで、家の設計という視点から「時短」を考えてみましょう。

*オープンな間取り
オープンな間取りは、スペースの有効活用と視覚的な広がりをもたらします。
リビングやキッチンなどが一体化されたデザインは、家事やコミュニケーションがスムーズになり時間を節約できます。

*収納の最適化
適切な収納スペースの設計は、家事の時短につながります。物がすぐ手に入り、片付けが簡単であれば、生活全体が効率的に。
ウォークインクローゼットや引き出し収納など、使いやすい収納システムを導入しましょう。

*スマートホームテクノロジーの活用
家電や照明、セキュリティなどを統合的にコントロールできるスマートホームテクノロジーの導入は、生活の自動化や遠隔操作を可能にします。これにより、忙しい日常での家事や設備の管理が効率的に行えます。

*省エネ設計
エネルギー効率の高い家の設計は、光熱費の節約につながります。エネルギー効率の高い家電や断熱性の高い窓、太陽光発電の導入など、省エネ設計は家計と時間の節約に寄与します。

*多機能性の空間デザイン
空間を複数の目的に使えるようにすることで、同じスペースを柔軟に活用できます。例えば、ワークスペースとしても利用できるリビングエリアや、ダイニングスペースを兼ねたキッチンカウンターなどが考えられます。

*バリアフリーデザイン
将来的な高齢の観点から、バリアフリーデザインを取り入れることで、家族全体の生活が快適で効率的になります。段差の少ない構造や手すりの設置などの可能性にも配慮します。

ずらっと書いてみましたが、これらをそれぞれのファミリーの暮らしのニーズに当てはめて、限られた条件(費用やスペースなど)の中でプロデュースするのが、私たちの仕事なんです。

14 3月 2024

健康に暮らすために|快適な睡眠を意識した設計のコツ

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こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。

以前から弊社では、「健康を意識した家づくり」を行ってきました。
なるべく自然素材を使った家、環境に調和する家などは以前のブログでもご紹介してきましたが、今回は人の健康に欠かせない「睡眠」を意識した設計のコツをご案内します。

 

みなさんは、良質な睡眠とはどのようなものだと思いますか?
厚生労働省の「良い睡眠の概要」によりますと、
・量と質のバランスが保たれている
・適度な長さで休養感がある
・睡眠中に目覚める回数が少ない
などが、良い睡眠だと定義されています。

【量と質のバランスを保つために】
心地よく眠りにつくためには、照明も大事な要素。
寝る前は電球色が良いといわれており、温かみのある色合いはリラックス効果も期待できます。
朝すっきりと目覚めるためには、朝日が入る方向に窓があるといいですね。朝日を浴びると体内時計がリセットされ、日中活動的に過ごすことができます。スマートハウスなら、時間がくるとブラインドを自動で開ける設定にもできますよ。

 

【適度な長さで休養感のある睡眠を】
休養感のある睡眠には、寝る場所や環境が大切です。
寒すぎる・暑すぎる寝室では寝づらいため、室温を逃がさない高気密高断熱の家が理想です。
ロフトで寝るなら、全館換気を取り入れるなど、空気の循環を意識しましょう。ギミックデザインでは、換気をさらに強化した方がいいと判断した場合に、循環ダクトなどの対策もご提案しています。

【睡眠中に目覚めないために】
トイレの位置も睡眠にとって大切です。
夜中にトイレに起きる方は、目覚めすぎないように近くにトイレがあった方が便利ですが、音が気になる方は少し離した方がいいかもしれません。
音が気になる方は騒音防止の配管もあるので、設計士やスタッフに相談してみましょう。

 

こうしたアイデアの他にも、「星を眺めながら寝たい」「朝日を浴びられる環境にしたいから」と天窓を設置するお客さまもおられます。
睡眠環境は、これからの家づくりに欠かせないワードになってくるかもしれません。
「どうせ寝るだけだから」と思わずに、家づくりの際には睡眠環境にも目を向けてみませんか。

07 3月 2024

二世帯住宅を成功させるための間取りの考え方

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こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。

二世帯住宅を建てる時は、適度な距離感やプライバシーを確保し、親世帯も子世帯もストレスフリーに暮らせるのが理想ですよね。
弊社でも二世帯住宅を多数施工してきました。これまでの事例や設計士としての意見を踏まえながら、二世帯住宅でご家族が楽しく暮らせる間取りのコツをご紹介します。

 

■縦割りタイプ
一つの住宅を縦方向に分割したタイプは、親世帯も子世帯も1階を使えるのがメリット
その他にも、音や振動が伝わりにくいため、生活リズムが違う世帯が暮らしても、生活音などのストレスが少ない造りです。
テラスハウスのようなタイプなので、壁を二重にしておけば、一方を賃貸に出すこともできます。ただし、階段を二つ造る必要があるため、その分スペースが必要です。

■横割りタイプ
一般的には、1階・2階それぞれに親世帯・子世帯がお住まいになるタイプです。
親世帯が1階を使えるため、階段の上り下りをしなくていいですし、お互いにワンフロアで暮らすので生活動線が整っています。
ただし、2階の振動や音が伝わりやすいため、生活音が気になる方もいらっしゃるようです。

 

■玄関を分ける間取り
玄関を分けていると、出入りに気を使わずにすみますが、玄関を二つ造る費用がかかるのと、不在時に代わりに荷物を受け取ってもらえないというデメリットも。

■住宅設備の共有
お風呂などの設備は、共有するものが多いほどコストダウンが可能
お子さまがいるなら、祖父母がお風呂に入れるなど、育児の分担もお願いしやすくなりますが、その分育児の口出しが気になる……という声も聞かれました。

 

どの間取りがおすすめ!というわけではなく、奥さまのご両親と住むのか、ご主人のご両親と住むのかや、どこまでお互いに助け合いたいかなどの価値観によって変わります。
そして長く暮らすことを考えるとバリアフリーも意識したいところです。
ちなみに……。
弊社スタッフは将来的な同居を見越して、半地下に親世帯、2階に子世帯、1階は共有スペースという間取りで家を建てました。間に共有スペースを挟むことで、お互いの生活音が気にならない設計になっていて、個人的にはこのアイデアも「あり!」だと思います。

このようにギミックデザインでは、二世帯住宅のさまざまなアイデアがあります。
二世帯住宅を検討されている方も、ぜひご相談ください。

22 2月 2024

女性建築家のティータイムコラム|玄関はお家の顔!すっきり気持ちの良いインテリア

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玄関はお家の顔
玄関が汚れていると、お家のイメージも悪くなってしまいます。

 

私の趣味かもしれませんが、玄関はあまり物を置きすぎず、すっきり見せるのが良いと思います。

【玄関に置かなくてもいいもの】
・用途のない家具
もし家具を置くなら、空間を活用できる多機能のものをセレクト
・鍵
緊急時用に安全な場所を決めて一つだけ置く。防犯上は見えない場所が◎
・コートラック
今使うものだけをかけてすっきり見せる。たくさんかけると、出し入れが大変
・古い靴や季節外れの靴
今使わないものは片付ける習慣を
・ベビーカー、自転車
玄関にあると危険な上、空間が乱れるので、倉庫のような空間に収納を

ずらっと書いてみましたが、こうした使わない物や、玄関に置く必要のない物は、別の場所に片付けておくだけですっきりしますよ。

ここまでできたら、インテリアを検討しましょう。

 

壁に飾る絵画やアート作品は、空間のバランスを考えた大きすぎないものがすっきりと見えておすすめです。
またボール状などのかわいい小物入れを置く方もいらっしゃいますが、もし使うのであれば、本当に必要なものだけを入れるようにして、乱雑に見えないように気を付けてくださいね。

私が個人的におすすめなのが、玄関に壁付けのミラーを設置すること
服と靴のバランスってとっても大事ですよね。お出かけ前に全身の身だしなみをチェックできるようにすると気分が上がります。
さらにミラーがあると、玄関が広く見えます。

玄関がきれいだと、毎日が心地よく過ごせます。
今回の記事を参考に、ぜひみなさんのご自宅の玄関も手を加えてみてくださいね。

08 2月 2024

スマートホームで、環境にやさしい省エネな暮らしを

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こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。

ギミックデザインでは、エネルギー消費を抑えられる省エネ住宅をおすすめしています。
自らエネルギーを生み出し消費する「太陽光発電システム」は導入時のコストはかかりますが、蓄電池と併用することでランニングコストを抑えられます。

少し規模の大きな話になりますが、地球環境を考えると省エネ住宅は今後マストになってくると思います。

 

省エネ住宅と同時に意識される方も増えているのが、「スマートホーム」です。
スマートホームはIoTやAI技術を活用した住宅のことで、スマホやスマートスピーカーなどに家電や設備の情報を一元化し、エネルギー消費を最適に制御できます。

エネルギー消費を制御するだけではなく、スマートホームは暮らしをさらに豊かにします。
例えば、外出先から湯張りやエアコンの操作をして、帰宅時に快適な空間になるように設定しておく。外出時でもドアが閉まっているかや、インターホンの来客を確認することもできます。

 

つまり、これからの住宅はエネルギー消費を最適化しつつ、快適さも追求するものになっていくことが予想されるわけです。
全ての機能を取り入れると、費用が高額になってしまったり、自分にとって不要なものも含まれてしまうので、取捨選択し上手に取り入れてくださいね。

21 12月 2023

女性建築家のティータイムコラム|あなたにはありますか? Me Time

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家事、育児、仕事……
と、多忙な毎日をお過ごしになっている女性も多いことでしょう。

弊社スタッフも同様で、家庭と仕事の両立は永遠のテーマ。
どちらもこなすためには、「自分の時間」がほとんどないのが実情かもしれません。

近注目されている「Me Time」という言葉をご存知でしょうか。
「自分を後回しにしない、私時間」
という意味合いで、すべきことを終えてからやっと自分の時間を持つのではなく、自分自身を大切に、ほかの事と同等に暮らしの中に自分だけの時間を持つことかな?
と私は考えています。

Me Timeは、自分の好きなことならどんなことでもいいのです。
私なら、ペットの猫と過ごす時間がMe Timeです。
ペットとの時間は癒しになりますし、自分だけの時間の中で「自分を見返して、この先どうしたいのかといった夢を見る」と、暮らしが豊かになると感じています。

こうしたMe Timeを過ごすために、自分の好きな空間が家の中にあると素敵ですね。
以前、猫ちゃんとの暮らしを中心に考えたお客さま邸を建築したことがありますが、暮らしの中に「好き」や「癒し」などのトキメキをプラスしてみましょう。

もちろん、Me Timeはお家の外でも良いのです。
スタッフに話を聞くと、「畑を借りていて、そこで土いじりをしている時間が私のMe Timeです」と教えてくれた人もいました。

忙しすぎて自分がMe Timeでどう過ごしたいのかわからない、という方もいらっしゃるかもしれません。そんな時は、自分が何に惹かれるのかを考えてみてはどうでしょう。

私はMe Timeをとおして、「ほっとできる好きな空間を、みなさんと創っていきたい」と感じるようになりました。
忙しい日々の中でも、暮らしを豊かにするMe Time。
みなさんもぜひ、今日から実践してみてください。

30 11月 2023

住宅ローンは繰り上げ返済すべき? 借り換えはアリ?

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こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。

お家を建てる際に、多くの方が住宅ローンを組まれますが、月々の返済についての価値観はさまざまです。そこで今回は、ギミックデザインのスタッフがプロの目線と自分たちの経験を踏まえて、ローン返済についての情報をお届けします。

 

■住宅ローンは繰り上げ返済すべき?

現在、住宅ローン控除の期間中に、繰り上げ返済をすると控除額が減ってしまいますので、現在だと13年の控除期間を過ぎてから繰り上げ返済をした方がお得です。
一方、「子どもが高校や大学へ進学する時と、住宅ローンが重なると月々の生活費が厳しい。だから先に繰り上げ返済をしました。結果的に生活にゆとりが出てよかった」
というスタッフの意見もあります。これから進学を控えたお子さまのいるご家庭には、参考になるのではないでしょうか。

 

■ローンを組む時の注意点は?

月々の支払額の決定や、お子さまの成長に合わせた必要な資金の試算などは、なかなか難しいものです。ギミックデザインでは、ファイナンシャルプランナーによる無料ライフプラン作成を行っております。
住宅ローンを組む前に、プロの力を借りたライフプランで10年先・20年先の暮らしが経済的に安心できると家づくりの不安がなくなります。

 

■借り換えがお得って本当?

特に親世代から「住宅ローンを借り換えた方がお得だよ」と言われることがあるかもしれません。借り換えをする際は、手数料など多角的にシミュレーションし、メリットの方が大きいか必ず検討しましょう。
いろいろな銀行に話を聞いて情報収集するのもおすすめです。

住宅ローンは、利子を支払うのが嫌で繰り上げ返済をする方もいますし、手元にお金がないと不安な方は繰り上げ返済をしないという選択をされます。
繰り上げ返済や借り換えは、お客さまのライフプランに合わせて、無理のない範囲で行ってくださいね。

23 11月 2023

女性建築家のティータイムコラム|ペットと暮らす家

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コロナ禍を終えて、ペットのいるご家庭が増えているそうです。
日本で一番多いペットは犬、そして猫、観賞魚、鳥の順番に続きます。

 

実は今建築中のお客さまも、わんちゃんを2匹飼っておられます。
最近わんちゃんが足を脱臼して、順調に回復していた時に、もう片方の足も脱臼してしまい、車いすになるかもしれない……と教えてくださりました。
そこで急遽、フローリングをわんちゃんの足にやさしい素材に変更しました。

 

室内で飼うペットのうち、特にわんちゃんは足関節が弱い生き物です。
滑りやすい床では脱臼の危険性が高いため、わんちゃんと暮らす方はやさしい床材を選ばれるといいですよ。

お世話をすることを考えると、ペットの抜け毛、粗相などで床が汚れた時のお手入れの手軽さや、汚れが残らない素材を選ぶのも重要です。
ペット用の床材は、いろいろなメーカーから多数出ていますので、ぜひ私と一緒に検討しましょう。

 

お住いになった後に気を付けていただきたいのは、観葉植物や雑貨・小物。
観葉植物には食べると危険な木もありますし、雑貨や小物も小さすぎると誤飲の原因になります。
そうした危険な物は、ペットが届かない場所に置いてくださいね。

では、今月もお読みいただきありがとうございました。
来月のティータイムコラムもお楽しみになさってくださいね。

 

09 11月 2023

冬に考えたい。暖炉や薪ストーブのある暮らし

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こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。

冬になると暖炉や薪ストーブのある暮らしに憧れませんか?
暖炉や薪ストーブの炎の揺らぎは癒されますし、家族団らんの中心としてこれらを採用される方もいらっしゃいます。
薪を運んだり、暖炉や煙突の掃除といった手間もかかるため、この「手間」も楽しめる、心地良いと感じられる方には特におすすめです。

 

なるべく手間をかけたくないなら、ペレットストーブという選択肢もあります。
間伐材などをチップ化したものが燃料なので、運ぶのも着火も楽ちん。
掃除も薪ストーブよりは簡単です。
ただし、スタッフからは「暖炉は部屋全体が暖まるのに対し、ペレットストーブはストーブの前だけしか暖かくならない」という意見も出ました。
コストの面でも、「チップはすぐに燃えるのでコスパが悪い」という感想もあるため、どういった暖房を採用するかは慎重に検討しましょう。

 

薪ストーブを使っている方は、シチューなどの煮込み料理、焼きリンゴや焼き芋、クリスマスのチキン料理などを作って楽しまれることもあるそう。
癒されるだけでなく、料理の幅も広がる素敵な設備ですので、皆さんも冬の暮らしに取り入れてみてはいかがでしょうか。

19 10月 2023

女性建築家のティータイムコラム|お客さまからキッチンと食洗機の使い心地を伺ってきました

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今月のティータイムコラムは、いつもと少し趣向を変えてお客さまの生の声をお届けしたいなと思います。
やっぱり、私がいくらキッチンのお話をしても、実際のお客さまの声もお届けしないとリアリティがないですもんね。

 

お話をお伺いしたのは、新居にお住いになって半年のお客さま。
お子さまがお二人の4人家族で、Bosch(ボッシュ)45cmモデルSPI4HDS006余熱乾燥式8人分をお使いです。
https://www.club-bs.jp/dishwasher/spi4hds006/

最初にボッシュについてお話しすると、ドイツのデリンゲンに製造工場があり、一日1万台の製造キャパを持つ、世界シェア30%のメーカーです。
容量が多く予洗いいらず! 動作音も静かなところが特徴です。

さて、まずは使う頻度をお伺いしてみましょう。

1日1回、タイマーを朝方にセットして使用しています。ただ、一日に何度か使うものやお弁当箱は別洗いをしています」
とのこと。4人家族でも1日1回で済むなら光熱費のコストカットもできそうですね。

その他についてもいろいろ伺ってみました。
「性格的に予洗いをしていますが、洗浄力は十分ですね。お手入れも面倒なことは全くありません。静かなのがウリの一つだと思いますが、確かにすごく静かです。すぐ横のリビングにいても音が気になりません。」
とのことでした。

こちらのお客さまは、キッチンをオープンなペニンシュラキッチンにされました。

<以前の家のキッチン並び方>

<現在の家の間取り>

ペニンシュラキッチンになってから、ご主人が料理をされたり、お子さまが配膳のお手伝いをしてくれるようになったそうです。
オープンなキッチンなので、来客時にはちょっと片付けにバタバタしてしまうそう。
キッチンとダイニングが横並びになっているので、使い勝手がいい反面、リビングからぐるっと回ってキッチンに行かなければならないので、ちょっと不便に感じることもあるとのことでした。

お客さまにお住いになった後のお話をお伺いするのは、このコラムでは初の試みでしたが参考になりましたでしょうか。
これからも女性建築家のティータイムコラムでは、住宅のさまざまな情報をお届けしたいと思います。ぜひ来月もご覧くださいね。

 

05 10月 2023

今月はハロウィン! お家を飾り付けて気分を盛り上げましょう

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こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。

今月末はハロウィンですね。
日本でも気づけば定着していたイベントですが、元々は古代ケルト人が行っていた収穫祭や先祖の霊が帰ってくることを祝う、日本でのお盆のような意味合いもあったそうです。

ところで皆さんは、ハロウィンの飾りつけをしていますか?
弊社スタッフの自宅では、かぼちゃ料理でお祝いをしたり、子どもが小さい家庭では仮装をするなど……。
それぞれの家庭でハロウィンを楽しんでいます。

 

<スタッフから出たハロウィンを楽しむアイデア>
・クリスマスツリーをハロウィン仕様に
クリスマスツリーもオーナメントをハロウィン仕様にすると、立派なハロウィン飾りに。
1年のうち、少しの時期しか出番のないクリスマスツリーの有効活用になりますし、何よりお部屋が一気にハロウィンムードになります。
・お庭をライトアップ
クリスマスなど冬季にお家全体をライトアップするのもおすすめ。
LED電球を使用すれば電気代も抑えられますし、何よりテンションが上がります!
・リビングの壁にガーランドを
ガーランドも季節によってさまざまな種類が売られていますし、意外とハンドメイドも簡単。
軽いのでマスキングテープだけでしっかりと付けられて、壁に穴を開けなくてもOK。

 

お子さまが大きくなったら、かぼちゃタルトなどのかぼちゃ料理を親子で作ってもいいですね。

みなさんのご家庭も、それぞれのスタイルでぜひハロウィンを楽しんでください♪

21 9月 2023

女性建築家のティータイムコラム|ご家庭で極上の一杯をたしなむ

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一日の仕事が終わって帰宅すると、ほっと一息。
仕事から解放された余暇を、みなさんはどのように過ごされていますか?

 

先日訪れたお客さまは「家に帰ってから、夫婦でワインをたしなむのが至福のひと時です」とおっしゃっていました。
私自身もワインが好きですが、お酒が好きな方ならワイン用の貯蔵庫、ワインセラーを置く方も増えているようです。
ワインセラーと聞くと身構えてしまうかもしれませんが、30㎝幅ぐらいのコンパクトなものならパントリーや階段下のちょっとしたスペースに置くことができます(電源は必要です!)。

デザイン性の高いものや、大きくてインパクトのあるワインセラーなら、リビングに飾っても素敵ですね。

 

もし本格的にワインを収集されているなら、地下室もおすすめです。
地下は室温が安定しているため、湿度調整をすれば味が落ちることなく、そのまま置いておけますよ。
夏場は冷蔵庫でワインや日本酒を冷やして飲むのもいいですが、これからの季節は常温でしっかりした重めの赤ワインや熱燗が恋しくなってきます。
そうなると常温で置いておける地下室がさらに活躍しそうですね。

 

個人的には、まずは自宅にコンパクトなワインセラーを置いて、おうち時間を楽しみたいと思っています。
みなさんもご夫婦や親子で、特別な一杯をご自宅で楽しんでみませんか。

24 8月 2023

女性建築家のティータイムコラム|キッチンは暮らしの中心

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ここ数十年で、特に女性のライフスタイルは大きく変化したなと感じています。
今では専業主婦の方よりも、結婚してお子さまがいても働いている女性の方が多く、そうした変化は家づくりにおいても顕著に表れています。

以前は、こもって料理をする方が多かったので、リビングやダイニングと独立したキッチンが多かったのですが、現在はリビングと一体化している間取りが主流です。
この間取りなら、仕事から帰ってきて料理を作っていても、同時にお子さまが宿題などをしている様子を見守れますし、より長くご家族と一緒に過ごすことができますよね。

そしてキッチン周りでほしいものも変化してきたように感じます。
例えば、独立した冷凍庫
毎日買い物に行くのは難しいので、生鮮食品をまとめ買いして、下ごしらえをして保存できる冷凍庫があれば日々の家事が時短になります。
奥さまが仕事で遅くなってご主人が料理をしたり、ご夫婦一緒に料理をされるなら、ある程度広さのある作業スペースが欲しいというご要望も増えています。

その他に感じる変化としては、キッチン周りもシンプルになっていること。
日常的に使用するキッチン家電は別ですが、あまり使わないキッチン家電はそもそも買わないという方が増えていて、本当に必要な物を厳選して選ばれています。

食器や調理器具も同様で、必要な分だけ購入して管理できる方は、キッチンにも見せる収納を採用するとおしゃれですよ。

キッチンは、お家の中でも使う頻度が一番多い場所。
だからこそデザインや使い勝手にこだわって、ご家族が本当に気に入っていただけるキッチン選びを私たちもお手伝いしていきたいなと思っています。

17 8月 2023

失敗しない、家具の大きさの選び方

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こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。

お家を建てたら、お家のデザインにあった新しい家具を新調したいですよね♪
そこで今回は、弊社スタッフがおすすめする「失敗しない家具選び」についてです。

「お店で家具を見た時は小さく見えたけれど、実際に家に入れてみたら想像以上に大きかった」というケースがSNSなどでよく見られます。

これを防ぐためには、家具を配置したい場所のサイズを測っておくといいのですが、最近ではもっと手軽な方法もあります。

間取り上に実際に家具を配置して確認できるVRソフトやアプリは、自宅にいながら自分で確認できるから便利。ネットで家具を購入するなら、この方法がいいかもしれませんね。
家具屋さんに足を運ばれるなら、平面図からVRを作成するサービスを行っているお店を利用するのもおすすめです。

ご自身で気を付ける点としては、コンパクトなお家の場合「ダイニングセットはご家族の人数分のセットを購入する」こと。

来客用に大きめのダイニングセットがいいなと思われる方は、伸びるテーブル(マルチパーパステーブル)、サイドテーブル、折り畳み椅子などで対応するのが◎。

日常はコンパクトに使用し来客時だけ広げられるようにしておくと、空間にゆとりが生まれます。

 

もう一点、いずれ配置替え(模様替え)をしたいなと思われるなら、配置替えした時のサイズ感も考えておいてくださいね。

ちなみに家具をレイアウトした時に、78㎝以上の空間があると大人一人が十分に通れる広さになります。

 

ギミックデザインでは、家具の配置や大きさについても家づくりを行う際にお客さまと一緒に考えています。困った時は、どんな細かいことでもご相談くださいね。

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