楽しい家づくりブログ

07 3月 2024

二世帯住宅を成功させるための間取りの考え方

Posted in 住まいと暮らし

こんにちは。大阪府堺市で女性建築家による注文住宅・リフォームを行っている設計事務所ギミックデザインです。

二世帯住宅を建てる時は、適度な距離感やプライバシーを確保し、親世帯も子世帯もストレスフリーに暮らせるのが理想ですよね。
弊社でも二世帯住宅を多数施工してきました。これまでの事例や設計士としての意見を踏まえながら、二世帯住宅でご家族が楽しく暮らせる間取りのコツをご紹介します。

 

■縦割りタイプ
一つの住宅を縦方向に分割したタイプは、親世帯も子世帯も1階を使えるのがメリット
その他にも、音や振動が伝わりにくいため、生活リズムが違う世帯が暮らしても、生活音などのストレスが少ない造りです。
テラスハウスのようなタイプなので、壁を二重にしておけば、一方を賃貸に出すこともできます。ただし、階段を二つ造る必要があるため、その分スペースが必要です。

■横割りタイプ
一般的には、1階・2階それぞれに親世帯・子世帯がお住まいになるタイプです。
親世帯が1階を使えるため、階段の上り下りをしなくていいですし、お互いにワンフロアで暮らすので生活動線が整っています。
ただし、2階の振動や音が伝わりやすいため、生活音が気になる方もいらっしゃるようです。

 

■玄関を分ける間取り
玄関を分けていると、出入りに気を使わずにすみますが、玄関を二つ造る費用がかかるのと、不在時に代わりに荷物を受け取ってもらえないというデメリットも。

■住宅設備の共有
お風呂などの設備は、共有するものが多いほどコストダウンが可能
お子さまがいるなら、祖父母がお風呂に入れるなど、育児の分担もお願いしやすくなりますが、その分育児の口出しが気になる……という声も聞かれました。

 

どの間取りがおすすめ!というわけではなく、奥さまのご両親と住むのか、ご主人のご両親と住むのかや、どこまでお互いに助け合いたいかなどの価値観によって変わります。
そして長く暮らすことを考えるとバリアフリーも意識したいところです。
ちなみに……。
弊社スタッフは将来的な同居を見越して、半地下に親世帯、2階に子世帯、1階は共有スペースという間取りで家を建てました。間に共有スペースを挟むことで、お互いの生活音が気にならない設計になっていて、個人的にはこのアイデアも「あり!」だと思います。

このようにギミックデザインでは、二世帯住宅のさまざまなアイデアがあります。
二世帯住宅を検討されている方も、ぜひご相談ください。

地元堺市で35年の実績
新築一戸建て注文住宅ならギミックデザイン

〒591-8021 大阪府堺市北区新金岡町5-5-528
TEL : 072-258-2275

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