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19 3月 2018

省エネに対する日本の考え方は諸外国から30年遅れている~大阪堺市注文住宅・リフォームなら女性建築設計のギミックデザイン

Posted in 家づくりと健康

注文住宅 リフォーム

先日、ATC輸入住宅促進センターが主催の「ドイツ基準のパッシブハウスに学
び関西のエコハウスをつくるには」という講習会に出席しました。
その講習会で、日本の省エネに対する考え方が諸外国から30年も遅れていると
いうことを学んできました。

皆さんは再生可能エネルギーという言葉を知っていますか?
再生可能エネルギーとは、太陽光、風力、水力、地熱、太陽熱、大気中の熱その
他の自然界に存する熱、バイオマスなどの「エネルギー源として永続的に利用す
ることができると認められるもの」です。

 

 

近年、ドイツの再生可能エネルギーによる発電量が、全発電量の30%ととなった
そうです。また、電力の輸出などを除いた消費電力に占める割合の32.5%は再生
可能エネルギーによる発電だそうです。
さらに、2050年までには再生可能エネルギーの割合を80%以上ににすると宣言し
ており、そのために準備を進めているそうです。
一方、日本の2014年の年間発電電力量の4.7%が水力を除く再生可能エネルギー
となっており、ドイツのわずか8分の1しか導入されていないということがわか
ります。

 今や世界第2位の経済大国であり、世界最大のCO2排出国である中国も、2030年ま
でには再生可能エネルギー使用量の割合を13%から26%にまで伸ばすことができ
るといっているそうです。
以前、日本は中国に行きたくさんの建物を設計・建設し、技術を中国に広めてい
たのですが、今中国は日本の技術を追い越し、日本ではなくスペインから建築士
を招き建築技術を学んでいるそうです。

日本は2020年に省エネ基準適合住宅の義務化が始まり、新築の住宅については、
住宅の構造体の断熱性を上げるだけでなく省エネ性の高い設備機器も導入する
など、省エネ性を高めることが義務化されます。
そう聞くと、日本も省エネについて厳しい基準を制定しているのではないかと
思われますが、2020年に基準とされる住宅の断熱性能は、アメリカの最低基準
のわずか3分の1の性能しかないそうです。

現在、2020年に基準とされる断熱性能を満たしている住宅は、全住宅のわずか5
%しかなく、断熱が全くされていない無断熱の住宅は39%もあるそうです。
無断熱の寒い住宅に住むということは、以前ブログで書いたように、アレルギ
ーやヒートショックを引き起こし、健康にも大きな被害が出ます。

住宅を適切に断熱し、住み心地の良い環境をつくるのは人にも環境にも優しい
住宅をつくることになります。
新築だけでなく、リフォームをする際にも暖かい住宅をつくれるように工夫を
しましょう。

                                                                                                  FURUTA

 

 

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