無垢の木はとても暖かく感じますが、
それはなぜでしょうか。
決して木材自体の温度が高いからではありません。

常温で同じ温度の木と鉄を手でさわっても、
鉄は冷たく、木は暖かく感じます。
それは「体感温度」の違いによるものです。
材料がもつ熱の伝えやすさを「熱伝導率」と言いますが、
熱伝導率が大きいと、体から熱が奪われやすいので、冷たく感じます。
材料による熱伝導率の違い
一般的な断熱材の熱伝導率を1とすると、木材は約2、鉄は約900と、
木材は非常に熱を伝えにくいので、暖かく感じるのです。
それは、木材が無数の細胞からなり、そのひとつひとつが、
熱を伝えにくい空気を多く含んでいるからです。
また、木材も樹種によって断熱性能が異なります。
大まかに言うと、ナラやカエデなどの広葉樹は固くて重く、
やや熱を伝えやすいのに対し、
杉や桧などの針葉樹は柔らかくて軽く、より暖かさがあります。
同じ木を使っていても、合板は、接着剤の層を何層もはさんでいます。
接着剤は、種類によりますが、熱伝導率が木材の2倍前後あるため、
無垢の木材に比べると断熱性が劣ります。

見た目の印象だけでなく、無垢の木は、科学的にみても
「暖かい」のです。
byもったいないおばさん
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