「あなたの家のサッシは何でできていますか?」と質問された時、多くの人
が「アルミサッシ」と答えると思います。「アルミ以外のサッシてあるの?
」と思う人もいるかもしれません。
現在、日本で使用されているサッシは、大きく分けて、アルミサッシ、木造
サッシ、樹脂サッシ、複合サッシの5種類です。どのサッシを使うかによって
家の暖かさ、快適さは大きく変わります。

それぞれのサッシの特徴は、
・アルミサッシ
強度があり、耐火性や防火性に優れる。熱伝導率が高いので、断熱性にや
や劣る。冬場は結露が起きやすい。
・木製サッシ
木の温かみを感じることができる。耐久性にやや劣る。熱伝導率が低い。
・樹脂サッシ
主な材料は、塩化ビニル樹脂。熱伝導率が低い。アルミよりも強度が弱い
ので、厚みがある構造を必要とする。
・複合サッシ
異なる素材を組合わせたサッシ。たとえば室外側にアルミ、室内側に樹脂
や木を組み合わせ、それぞれの特性を活かしたサッシ。
です。
このように様々な特徴を持ったサッシと、前回のブログで紹介したガラスの
組合わせにより、住宅の窓は生活を心地よいものにしてくれます。
例えば、単層ガラスのアルミサッシ窓は熱貫流率(熱の伝えやすさ)が6.51
(W・K/㎡)、一方樹脂サッシとLoW-E複層ガラスの窓は1.7(W・K/㎡)
となり、約4倍もの差が出ます。
あるソリューションカンパニーの計算によると、単層ガラスの窓をLoW-E複層
ガラスに変えるだけで年間36,000円ものエアコン費削減になり、、また二酸
化炭素排出量も約330㎏も減るという結果が出ています。
新築住宅やリフォームをお考えの方は、家計にも地球にも優しい窓選びをお
すすめします。
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