その1:大阪の寝室は北海道の寝室よりも寒い!?寒い家の健康リスク
毎日寒い日が続きますが、みなさんは暖かい寝室でゆっくり眠れていますか?
冬に快適な睡眠をとるためには、室温18度~23度、湿度40%~60%に保つこ
とが大切だそうです。
ある民間気象情報会社の調査によると、大阪の寝室の寝る前の平均室温は16.7
度、起きた時の平均室温は14.4度で、それぞれ北海道の19.2度、16.3度よりも
低くなっています。
なぜ寒い北海道の寝室のほうが大阪よりも暖かいのでしょうか?
もちろん暖房の影響もありますが、一番大きな原因は北海道の住宅は大阪の住
宅よりも高断熱高気密に造られているからです。
ちなみに、日本で寝る前の寝室の温度がが最も低いのは佐賀県の13.1度、起き
た時に最も寒いのは長野県の8.8度だそうです。

寒い部屋や寝室で過ごすとどのような健康リスクがあるのでしょうか?
まず最初にあげられるのは、急激な温度差によって体に重大な影響を与えるヒ
ートショックでしょう。
次に、冷たい空気が胸に入ることによりひき起こされるぜんそく、寒さが原因
の免疫力の低下によるアレルギー性鼻炎や結膜炎、花粉症、化学繊維やウール
など肌を刺激しやすい衣類を多く重ね着するためにおきるアトピー性皮膚炎な
どがあげられます。
その他にも、腰痛や関節痛、手足の冷え等さまざまな健康リスクが懸念されま
す。
では暖かい家を造る、高断熱高気密住宅とはどのようなものでしょうか?
それは今後説明していきたいと思いますので、楽しみにしていてください。

上記写真は高い断熱性がある樹脂窓です。詳しい説明はまた今度のブログで...